沖縄、2女+1男+オット+1匹と暮らす、日々のにっき帳。
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メリダとおそろしの森


今日は、長女と前から約束していたので「メリダとおそろしの森」を見に行きました。

こども向け映画は乳児連れでも入れるので、授乳ケープを用意しておきます。

この前見た「おおかみこどもの雨とゆき」もそうだったけど、この話もキーワードは親子の絆。
と、いうか「母と子」でしょうか。
吹き替えのメリダ役は大島優子。
どうかな〜と思ったけど、なかなか上手!
声優に向いてるんじゃないかな?
タレントの吹き替えはあまり好きじゃないけど、違和感なく楽しめました。

映画のまえにあるピクサーの短編と、トイストーリーのスピンオフもお得感あり!

映画のエンディングには落ちがあるので、スタッフロールの後も席は立たないように♪

登場人物の名前で、マッキントッシュ卿が出てくるのは、スティーブジョブスへのオマージュなんだなと、大人も楽しめる仕掛けもあります。

しかし、メリダのちゅるちゅる赤毛、可愛いかったなぁ(笑)
おおかみこどもの雨と雪



まだ一カ月の息子。
ねんねの今なら、映画館行けるかも!?と、おもいたち、いってきましたよ。
見たくて見たくてたまらなかった映画、「おおかみこどもの雨と雪」。


おおかみ男と恋に落ち、結ばれたハナ。
おてんば娘の雪と、ひ弱な男の子の雨。
父親のおおかみ男が亡くなり、ハナがたくましく二人の「おおかみこども」を育てる姿に、母親の目線でみていた私は、終始、感情移入して涙うるうる。
子供たちがそれぞれ成長し、
おおかみとして生きるか、
人間として生きるかを選ぶとき、
母親の気持ちは…。

ああ、
まだ先のことながら、我が子を思うとたまらなく切ない。

同じ細田監督作品の「サマーウォーズ」「時をかける少女」とは違った世界観ながら、リアルなおとぎ話といったストーリーで、深く感動。

長女も、「なんかちょっと悲しくなった」と話してた。
こどもながらに感じる所も多かったのかな。

次は「メリダと恐ろしの森」を見に行こう♪
「天国からのエール」
 FM沖縄さまの試写会に当選したので、「天国からのエール」を鑑賞してきました。

実に、7か月間放置した当ブログ。
再開したいと思いつつも、ついつい手軽なツイッターの方ばかりやってしまい、気が付けばPC環境も変わってしまって、ログインの仕方もうろ覚え。
なんとか管理画面に入れたわけで、せっかく当選したので試写会の感想を忘れないうちに、書いておこうと思います。

2000通あまりの応募からたったの100組という、なんとも幸運な当選はがきを手に、行ってきました。
初めての映画の試写会!

開場時間10分過ぎたころに映画館に入ると、もうすでに席はいっぱい。
前方の列しか開いてなかったので、ひとりはしっこの席へ。
映画が始まる前に、「スクリーンへの招待」でおなじみの安谷屋真理子さんが司会をつとめ、「天国からのエール」にまつわるお話をされました。

出演された方がゲストで登場するのでは!?
という期待もありましたが、残念ながら阿部ちゃんは登場せず。
ただ、映画のモデルとなったあじさい弁当の仲宗根陽さんの奥様、現あじさい音楽村の代表を務める美智子さん(劇中ではミムラさん演じる)がご挨拶をされました。

阿部さんの人柄や撮影の背景に触れ、腕が動かなくなるまでゴーヤーチャンプルーの鍋ふりを練習し、撮影にはマイ鍋で挑んだとか。で、髪型も実際に仲宗根さんが行っていた床屋さんでパーマをかけてもらったとか。
そんな話を聞くと、実際のそのシーンを見ると、なるほど!
様になってましたね〜。髪型にも注目です。ほんとに役者さんてすごいです。
(阿部さん大好きな役者さんです♪)
奥様の役を演じたミムラさんとは、あいさつを交わす程度で、あとで聞くと阿部さんのサポート役に徹するために美智子さんを意識しないように気を付けていらしたようです。

さて、作品についてですが。

「ニーニー」演じる阿部さん、実にはまってます。
不器用な性格、ぶっきらぼうな優しさ、熱血漢、コミカルな表情も見せたり。
イントネーションは北部なまりを意識したアクセントでなかなかに細かい指導が入ったのかな?と思いました。

それから、スクリーンに映し出される本部の町並みや、伊江島たっちゅー。
国道58号線を走るシーン。

何より、FM沖縄のリスナーには楽しめるポイントが多々あり。
ラジダブのまあちゃん、リポーズの仲座先輩もちょこっと出演されていて、
「おおっ!!聞きなれた声!」と思ったり、
見慣れたFM沖縄の玄関前、駐車場、ギャラリースペース、そして初めて見るオフィス!
実際に社員が使っているそのままの雰囲気を撮っているという裏情報を得ていたので、
なんだか演技よりもそっちの方が気になってしまい、机の上に置かれた書類や、小物類が気になって、ここが局長のデスクだろうか?又吉里香嬢のデスク?と違うポイントばかり見てテンションあがってしまいました(笑)

あと、主演の女子高生アヤ役の桜庭ななみちゃん、かわいいです。
十代らしいむっちり感といいますか、ちょっと前の長澤まさみっぽい雰囲気。
叫びながら走るシーンで、お?この子はかなりカワイイと思いましたね。
細すぎず、丸みがあって。歌うシーンも光ってました。
(あと、友達役で出てたヒガリノちゃんにも注目☆)
後半にすすむにつれ、涙なくしては見られないシーンも多いのですが。
ラストのライブシーンは思わず映画だということを忘れそうでした。
自然に拍手が出そうになったほど。

ひさしぶりに、どっぷりひとりで映画鑑賞できた贅沢な時間。
幸運なことに、とてもいい映画の試写に参加でき、
心が浄化された気分で長々と書き走りました。

この感動を忘れないうちに。

ひたむきに夢を追う若者たちへのエール。
私も、将来彼らを支えられる大人になりたい。と。

そう思える映画でした。

■公式サイト
『天国からのエール』10月1日(土)全国ロードショー 
ポニョ封切り
最近まで知らなかった、
ジブリ最新作「崖の上のポニョ」が本日封切りですねー。

たぶん3歳未満も入れるだろうから、
桜坂劇場の「フラガール」以来、ムスメと鑑賞してこようと思ってます楽しい
集中してくれるか心配だけど、「トトロ」で洗脳してるから
たぶん大丈夫と思うし。

コープの鑑賞券プレゼントにも応募したけど当たるかな〜。
最近地味に懸賞とか当たるんで期待してます。
あしたは人いっぱいだろうから、落ち着いた頃にでも。

しかし、あの主題歌は耳に残るね〜。
朝ラジオで流れてたので一日中・・・
「ポ〜ニョポ〜ニョポニョさかなのこ〜」
って歌ってました。

CMが流れると、ムスメも
「ポ〜ニョポ〜ニョポニョだよ〜!」
と教えてくれます楽しい

カワイイうただなぁラブ
風邪ひき、最近見た3本
土曜日は友人の結婚披露パーティがあり、
ビールやワインを飲みすぎ・・・。
日曜は朝から身体がだるく、喉がいがいが。
なんにもやる気が出なくて、家族で一日中引きこもってましたが、
昨日はついに風邪を発症して、会社を休みました。
今日は何とか出勤したものの、まだ咳と鼻水がきついです。

ひさしぶりに、ひとりで過ごす時間。
とはいえ、食事もままならないので、ソファで毛布にくるまって
撮りためた映画ばかり見てました。

「夜のピクニック」
「ただ、君を愛してる」
「アキハバラ@DEEP」

毛色の違う3作品とも、日本映画ですが、どれも良かった。

夜のピクニック
「夜のピクニック」
実際にある、高校の行事「歩行祭」をモチーフにしたもの。
24時間かけて全校生徒で80キロを歩く。
高校時代だったら、ばかばかしくてやってられないと思うような、超ハードな行事。
それでも、この行事はとても特別で、ただひたすら歩いていくうちに、心がほどけていくすがすがしさ。みたいなものが、見ていて気持ちよかった。
お祭りでバカ騒ぎするこんなやつ、どこの学校にもいるなぁ(笑)って共感したり、淡い恋心、女同士の会話。
どれもなつかしく、18歳の頃に戻ったような気持ちになる。
主人公の貴子の抱える悩みが解消されていく瞬間はなんともいえない爽快感。青春っていいなー。

ただ、君を愛してる
「ただ、君を愛してる」

広末涼子と松田龍平の「恋愛寫眞(れんあいしゃしん)」の、もうひとつの物語。
というわけで、先に広末&松田作品を見ているのでどんな感じだろう?と思っていたら、筋書きはまったく違うものの、役名や、ニューヨークでの写真展、謎めいた静流のおいたち、送られてきた手紙など、惹きつけられるようなシチュエーションはそのまま。
森の中の撮影シーンは、「いま、会いにいきます」のイメージともかぶる瑞々しい森林の緑が美しく、映像だけでもうっとりです。
前作ほどに、写真が出てくるわけではないけど、ふたりの純粋な恋が切なく描かれていて、良かったです。
宮崎あおいははまり役ですなー。

アキハバラ@DEEP
「アキハバラ@DEEP」
こっちは、実はムスメを迎えに行って夕食後に見ていたので飛び飛びですが、秋葉原、ネット社会、ITなど、私のいまかかわっているような仕事との結びつきが高く、なかなか面白いストーリー展開でした。
キャスティングも面白かったし、はちゃめちゃっぷりも笑えた。


しばらくは、映画館でゆっくり見ることも出来ないと思うので、
見逃した作品はDVD鑑賞で楽しみます♪
ママ&ベビーシアター
出産後、映画と言えば専らWOWOWでHDに録画して、育児しながら横目で見る、といった毎日です。
そんな中、会員である桜坂劇場から届いた会報に「ママ&ベビーシアター」のお知らせ。
観たいな〜と思ってた「かもめ食堂」がアンコールで、また明日から始まるみたいで、
来週と再来週の火曜日に、子連れで観れる「ママ&ベビーシアター」が実施されるようです。
ちょっと早い時間だけど、行ってみようかなぁ・・・。
母を誘おうかと思ったけど、火曜日は透析で病院に行く日だし、無理かも。

勇気を出して、行ってみるかな?

オダギリジョーの「ゆれる」も気になる。
「フラガール」もクリスマスシーズンに再上映するらしいので観に行きたい!
ホテル・ルワンダ
またしても1カ月ほど空いてしまった・・・。
というのも、5月の頭からしばらくネットが不通だったこともあり。
ISDNからBフレッツへ変更いたしましたところ、さくさくと快適なネットライフを送っております。

そんなこんなで臨月のでかい腹を抱え、久しぶりにバスにゆられて桜坂劇場へ。
出産まで1カ月をきっているので少し緊張しながらも、坂をふうふういってたどり着いた映画館。
すでに予告編が始まってしまっていたけれど、最終日だからどうしても観ておきたかった。

「ホテル・ルワンダ」
あまりにも衝撃的な知られざる事実。
ショックだった。
人種差別・民族間紛争の果ての大量虐殺。
女・子供・老人・・・、種族根絶のために無差別に殺されてゆく人々。
それを目の当たりにしたジャーナリストが、あまりにもショッキングな惨殺シーンをカメラにおさめるけれども、
「世界の人々は、この映像を見て『怖いね』というだけで、ディナーを続ける。彼らにとっては『世界のどこかで起こっている出来事』にすぎない」
そのセリフにちくっと胸が痛む。
救いようのない世界に、目を覆いたくなるけれど身じろぎもできないくらい釘付けになっていました。

すごーく身につまされる。
人種差別とか、内紛とか、別世界の話だと思って見過ごしてる。見て見ぬ振りをしてる。
もし私が、その渦中にいたならば、どの国からも見放され絶望するしかなかったろう。
100日間で100万人ものルワンダ人が虐殺されたこの事件は、アメリカでもフランスでも黙殺されていたという。
彼らが「アフリカ人」で救う価値がないから、と。

命の重さは平等なのに。人種差別が生まれるのはなぜだろう。
なぜ同じ国の民族が殺し合いをしなくてはならないのだろう。
「なぜ」という想いがあふれてきて、涙が止まらなかった。


今日で最終日だと新聞に書いてあったけど、追加上映が決まったみたいです。
でも、映画館へ行くことが出来なくなる前に観ておいてよかったー。
まだ観ていない方は、ぜひ。
SAYURI
先週、久しぶりにダンナさんとレイトショーへ。
映画館へ行くのも数ヵ月ぶり・・・。

SAYURIの原題「MEMORIES OF GEISHA」には思わず吹き出したな〜。
初めは日本語だったのに後から急に英語になって、その後はカタコト日本語まじりの英語になったり、工藤夕貴の芸妓名(?)「おカボ」は「パンプキン」とか呼ばれてたり...ちょっと可愛そう(笑)。
忠実な日本らしさは求めてはいなかったんだけど、ところどころ笑えちゃったなぁ。
映像の美しさは絶品でした。
それにしても、うまく感情移入の出来ない映画でした。現実感がなさすぎるというか、さゆりがあまりにキレイだったせいなのか。
この映画では渡辺謙よりも役所広司が良い感じでした。英語が自然だったし、日本語のトコは日本語で発音してて好印象。
今度は「THE有頂天ホテル」見たいです。
お正月に観た3本
久々の映画日記。
とは言っても映画館ではなく自宅シアターにて。
正月休みに入る前に借りてきた3本を、まったりダラダラ観てみました。

「スチームボーイ」
「AKIRA」以来の大友克彦作品では期待していたんだけど、劇場公開中でもいまいち話題にのぼっていなかったし、見てみたらそれ相応な感じだったかなぁ。
なんていうか、キャラクターがしっかり出来ていない感じというか。内容の割には、2時間は長すぎた気もする。
映像も暗くてはっきり見えない部分もあったけどディテールや発想はさすが。

「スーパーサイズ・ミー」
30日間、1日3食ファーストフードを食べ続けたらどうなるか?
という監督が体当たりで挑戦するドキュメンタリー。
結果、完全なる健康体だった監督(モーガン・スパーロック)の身体は30日間で11キロの増加、血圧上昇、心臓病の疑いなど、様々な体調変化が見られ、話題を呼んだという。
にしても、アメリカのファーストフード文化って怖い。
4,5歳の子供でもマックのキャラクターを理解しているし、学校の購買でもファーストフードや砂糖の多い飲み物を大量に販売していたり。
肥満大国なのも納得しちゃう。
食生活ってつくづく大事だなぁと痛感。

「Dolls」
北野武監督作品。前から見たいと思っていたので、借りてみた。
日本の四季と、衣装の美しさ。すべてを失った主人公ふたりの痛々しさが悲痛なまでに美しく描かれている。
内容がどう、というより映像作品。
とにかく「桜」「新緑」「紅葉」「雪」が切ないまでに美しい。
最後は儚い気分になってしまうけれど、創造力をかきたてられる作品と言えるんじゃないかな。
ALWAYS 三丁目の夕日
先週の金曜日に観てきた。
なんとなくそんな気分で。

いろいろなメディアで話題になっているし、面白いんだろうなーと思って特に期待することもなく。

舞台は昭和33年。
まだ建造中の東京タワー。
人情味あふれる下町の生活。
あたたかい人と人の交流。
みんなが家族みたいに、暮らしてた。

そんな忘れていたものがひょっこりスクリーンの向こう側の世界で展開される。
ベタベタなのに涙があふれる。
かなり、いいんじゃない?

みーんな、夕焼け見てた。
世界の端っこで。
という「茶の味」のラストを髣髴とさせるエンディングもさわやかだった。

久々に、鼻水ずるずる出てたなぁ(笑)